Q6.住宅ローンのミックス金利について教えてください。

住宅ローンの利用を検討中の者です。

住宅ローンは審査が大変といわれることもありますが、それ以前の、住宅ローンの比較検討のところで迷っています。

とにかくいろいろ細かいことが多くてよく分からないのですが、中でも分からないのが金利のことです。

固定金利と変動金利についてはそれなりに分かったような気がするのですが、ミックス金利というのが、よく分かりません。

ミックス金利とは何なのかということや、メリット、デメリットがありましたら教えてください。

A6.複数の金利の中から、いくつかの金利を自由に組み合わせることができる。

住宅ローンのミックス金利についてのご質問ですので、ミックス金利の基本的な点についてお答えさせていただきます。

ミックス金利とは、その金融機関が提供している複数の金利の中から、いくつかの金利を自由に組み合わせることができるというものです。
(ちなみに、ミックス・ローンなど、違う名前がついていることもあります)。

こう書くと、
「金利を組み合わせる、というけれど、じゃあ、利息はどっちの金利で計算するの?」
と思われる方も多いと思います。

これについては簡単で、住宅ローンの総額の中から、<○千万円分は固定金利><残りの△千万円分は変動金利>というように、あらかじめ、分けておくのです。

つまり、住宅ローンの中に、(この場合ですと)<固定金利で計算する部分と、変動金利で計算する部分の2つがある>ということになります。
(返済期間中に金利タイプを変更することができるものもあるため、話がややこしくなってしまうのですが、基本的には、こういうことです)。

次に、ミックス金利のメリット・デメリットということに関してですが、これは、違うタイプの金利を組み合わせることで、金利のタイプによるリスクを抑えようというものです。

たとえば、変動金利に固定金利を組み合わせる場合ですと、変動金利で支払う部分がそれだけ減るわけですから、変動金利が元々持っているデメリットが緩和されることになります。もちろん、その代わりに、元々持っているメリットも緩和されます。

固定金利に変動金利を組み合わせる場合も同様で、固定金利で支払う部分が減ることによって、固定金利が元々持っているデメリットが緩和され、同時に、固定金利が持っているメリットも緩和される、ということになります。

金利の先行きが明らかでしたら、固定金利か変動金利のどちらか一択でかまわないのですが、先が見えにくい局面では、どちらか一択ですと、先々のリスクが高くなる可能性があります。

そのため、違うタイプの金利で返済する部分も含めることによって、リスクを抑えようというものです。

なお、ミックス金利に関しては、ミックスさせるそれぞれの金利について、借上金額などに制限がついている場合があります。

これは、各金融機関の各商品によってまちまちですので、ミックス金利を活用されたい場合には、必ず、その点をよく確認しておきましょう。

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